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テレビ視聴による害

今のご時世、どの家庭にも1つならずテレビがあると思いますが、

このテレビ、子供の言語発達だけでなく、情緒面や対人面の

発達にも悪影響を及ぼすこと、あなたはご存知ですか?

 

 

 

アメリカ小児科学会が、1999年に2歳未満の乳幼児には

テレビを見せないようにと提言したことを皮切りに、

 

わが国では、

2004年に(社)日本小児科医会 「子どもとメディア」対策委員会が、

『「子どもとメディア」の問題に対する提言』の中で、

 

【2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう】

提言しました。

 

また、時を同じくして、

日本小児科学会 こどもの生活環境改善委員会からも

3地域の1歳6ヶ月検診対象児計1900名について調査を行った

結果から、

 

・長時間視聴は1歳6ヶ月時点における意味のある言葉(有意語)

 の出現の遅れと関係があること、

・特に日常やテレビ視聴時に親子の会話の少ない家庭の

 長時間視聴児で有意語出現が遅れる率が高いこと、

・このようなテレビの影響にほとんどの親が気づいていないこと

 

が示されました。

 

 

 

日本小児科医会による具体的な提言内容を、

以下に抜粋します。

 

==ここから===================

 

私たち小児科医は、メディアによる子どもへの影響の重要性を

認識し、メディア接触が日本の子どもたちの成長に及ぼす影響に

配慮することの緊急性、必要性を強く社会にアピールします。

 

そして子どもとメディアのより良い関係を作り出すために、

子どもとメディアに関する以下の具体的提言を呈示します。

 

 

具体的提言

 

1. 2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。

2. 授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。

3. すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。

   1 日2 時間までを目安と考えます。

   テレビゲームは1日30 分までを目安と考えます。

4. 子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを

   置かないようにしましょう。

5. 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。

 

==ここまで===================

 

 

 

テレビの視聴の悪影響については、この後も色々な報告がされていて、

言語発達障害だけに留まらず、遊べなかったり、笑えなかったり、と

いうような『情緒面』や『対人面』での発達にも悪影響を与えることが

分かってきています。

 

事実、こういう【自閉症】に似た症状を示す子供の数が、近年、

急増しているそうです。

 

 

 

よく知育ビデオとか英語ビデオとかを見せている家庭がありますが、

メディアを通しての一方的なコミュニケーションでは

言語の発達には効果がないそうです。

 

また、メディアを通して暴力的な映像に慣れてしまうと、

成長してからの暴力性にも繋がるとか。

 

おそろしいですよね。

 

 

 

でも、その一方で、テレビに子守りさせてしまう

親の心情も分からなくはないんです。

 

子育てしてみれば分かると思いますが、子供は本当に

手がかかるもの。

 

親は、自分の時間なんて持てなくなります。

 

特に、子供の世話をしているお母さんは、過酷です^^;

 

実際、私も、乳児期は睡眠不足、動くようになれば目は離せないし、

もうちょっと大きくなってお昼寝の回数が減ってくると、

そのたびに『勘弁して~!(涙)』と、悲鳴を上げたくなりました。

 

でもね。

 

この状態に耐え切れずにテレビやビデオ、DVDに

子守させなくて済んだのは、前もって視聴の害を知っていたから。

 

今は、教育ビデオとか幼児教育用のDVDとか、

色んなものが出ているけれど。

 

どんなにイイ内容でも、赤ちゃんにとって一番イイのは

お母さんやお父さんである【あなた】の話しかけなんですよ^^

 

 

 

子供の心身は、まずは親子のかかわりあいという

【実体験】から育まれるもの。

 

今は大変でも、子供なんてあっという間に大きくなって

自分の世界を持ち始め、親から離れていきますよ^^;

 

 

 

今のこの【大変なとき】も、後から思い返せば

きっと【宝物】になってるはず。

 

子供の成長を励みに、楽しんで子育てしましょう♪

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